gakushu - 1841、天保の改革
1841、天保の改革
- 2016-1-6 20:27
(NHK20141107)
村田保:
明治大正期の官僚・政治家
大日本水産会創設時の副総裁。貴族院議員(勅撰)勲一等。
1843(天保13)肥前唐津藩生まれ。
早くから新政府に出仕、司法官僚となる。
1871英国留学、法律学を学ぶ。法律に関する著書がある。
欧州留学中水産学を志し、
1882(明治15)大日本水産会を創立、
1888水産伝習所(東京海洋大学)創立。
大日本水産会の幹事であったとき
日清戦争に際し、かつてドイツでモルトケに
普仏戦争の勝因は缶詰だと聞いたため、軍用として
魚肉缶詰の採用を軍当局に勧告し、
その結果として牛肉以外に軍需として
魚肉を使用する缶詰を採用することとなった。
日本の缶詰が発達したのは水産缶詰からで
戦前は輸出品でもあった。
当時の食品業界を「アッ!」と言わせた野田清右衛門は
表彰され、それを記念して1911(明治44)福神漬発明表彰の碑が
建立されました。村田保は、その記念碑の文字の依頼を
引き受けてます。