「勉強なされい」(吉田松陰:大河ドラマ花燃ゆ)

gakushu - 1938、民族主義と居留区併合

1938、民族主義と居留区併合

   2019-5-15 2:04  

(NHK20151220)



 

 

 

ヒトラーの経済政策は国が公共投資を始めとする
有効需要を生み出すという物。しかし、一般に
景気拡大→通貨発行量が増大→通貨価値の下落、
いわゆるインフレが発生するのものだが、経済相
シャハトはインフレを抑えて好況を実現し、
あふれかえっていた失業者を激減させたために
「マルクの魔術師」といわれた。

インフレなき好況というのは、理想の経済状況と言える。
公共投資で有名な例は、アウトバーン(高速道路)です。
この財源は適正な財政規模を遙かに上回る巨額の赤字国債で、
まかないきれなくなると、メフォ手形というものを発行。



シャハトが考案した方法で、「金属調査会社」という
ダミー会社を設立し、兵器発注をおこなわせ、支払は
同社発行の手形でするが、国立銀行が保証した。
手形の償還期限は3ヶ月。ただし、期限がくると
自動的に3ヶ月延長され、5年まで延長可。

 

償還期限である1939年、国家財政は火の車。ハイパーインフレ
を起こすか、国債の最大の引受先である欧米の債権団から踏み倒せばいい、
つまり戦争である。また戦争によって被占領国から財産を強奪
すれば債務償還できるといった考え方も可能。

さらに、国内産業を過剰なまでに保護した結果、
ドイツ工業の国際競争力の低下著し・・・

 

 

 

 

 


制限速度ナシ、アウトバーン:

詳細→YouTube: Radim Passer


 

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