gakushu - 1204、キリスト教同士の殺戮と十字軍
1204、キリスト教同士の殺戮と十字軍
- 2019-5-15 2:08
(NHK20181215)
1204年、ベネチアが地中海東部の制海権を掌握、
ベネチア41代元首エンリコダンドロ。
(フジTV20190309)
ヨーロッパの神判はフランク族を起点とされ、
史料では510年に見られる。神判の広がりは、
キリスト教布教の広がりと一致するところが大きい。
時代がくだると、教会内部でスコラ学や
ローマ法が盛んに研究され、「教会では、
罪を犯した者は、神に罪を打ち明けて
悔い改めれば罪は洗い清められる。であれば、
悔い改めた真犯人は神判で無罪となるはずである」
神学者でありパリ大学教授のペトルス・カントール
は批判した。
ギリシャ哲学などの流入により、自然現象を
合理的に説明できるようになっていく。スコラ学は
こうした知見をもとに信仰と理性の合一を
はかったもので、理性による信仰を目指した。
1215年、ラテラン公会議において、
教皇は聖職者が神判に関わることを禁じた
(この会議で、ユダヤ人には特定の記章の着用が義務づけられ、
公職に就くことが禁止された。各地でユダヤ人は、土地所有を
禁じられ、手工業ギルドから閉め出され、厳しい職業制限を
受けたので、金融・古物商に従事するユダヤ人が増加してゆく)
日本では「盟神探湯(くがたち)」の他、
様々な「うけい」が行われている。
日本神話では、邇邇芸命に不義の疑いを
かけられたコノハナサクヤ姫が、
火中出産という神明裁判を受けている。
現在宮内庁では被葬者を特に定めずともに
陵墓参考地と治定し、女狭穂塚に木花開耶姫(コノハナサクヤ姫)、
男狭穂塚にその夫の瓊瓊杵尊を当てています。
地元では、〝俵野(ひょうの)〟の地名は
コノハナサクヤ姫が火中出産したことにちなみ
「火生野」が転じたものとされています。
シエラレオネやナイジェリアのカラバルでは、
アルカロイド(フィゾスチグミン)の毒をもった
カラバル豆の抽出液を飲ませ、生き残れば
無罪とする。この豆の毒素は無罪の自信が
あるものが一気に飲めば嘔吐反応が起きて
吐きだされて助かるが、心にやましいものを
持つものが恐る恐るゆっくり飲むと吸収されて
死に至るという性質を利用したものである(wiki)