gakushu - 715、播磨国風土記「ご飯のカビで酒を造った」
715、播磨国風土記「ご飯のカビで酒を造った」
- 2019-5-19 0:37
(NHK20140808)
713(和銅06)、元明天皇が諸国(約六〇余國)に提出させた報告書。
(一)幾内七道(都の近辺と主要幹線道路、つまり日本全国)の地名。
(二)郡内に産する鉱物・植物・動物などで有用なものの品名。
(三)土地の肥沃状態。
(四)山川原野の名の由来。
(五)古老の代々の言い伝えの収集。
完全本は「出雲国風土記」のみ。
ほかに「常陸/播磨/肥前/豊後」風土記。
ほかに「逸文」として約50国。丹後国風土記など。
646(大化02)、幾内に丹波国設置。
684(白鳳13)、丹波国を割って但馬国設置。
713(和銅06)、丹波国を再度割って丹後国に。
(はごろも伝説:天女が舞い降り酒造の製法で地元を繁栄に導き・・・)
【丹波という名前を付けた理由は、昔、豊宇気大神が
当国の伊佐奈子isanago嶽に天降されたとき、天道日女命たちは、
この大神に五穀と蚕などの種をお願いした。
その嶽に真名井を堀り、それで潅漑して水田陸田を植えた。
秋には『垂穂八握莫々然甚快也』大神はそれをご覧になって、
大喜びされて曰く、『阿那而恵志、面植弥志与田庭』。
そして大神は再び高天原に登られた。それで田庭と云うのである。
丹波、旦波、但波、など全て、多爾波と読む。】
故郷に戻ると一気に歳をとって死んでしまうと考えた乙姫さま、
浦島太郎の魂を玉手箱に閉じ込めて見送ることに。
魂を時間から守ってあげれば肉体も守られる、という考え。
玉手箱を片手に故郷に戻った浦島太郎・・・
第44代元正天皇:
草壁皇子と元明天皇の皇女。文武天皇の同母姉。
元明天皇の譲位により即位した元正天皇この時
すでに36歳であったが、未婚であった。
なぜ未婚だったのかと言う仮説の一つが元正天皇の即位が早くから
予定されていたからではないかということである。
文武天皇(天武天皇と持統天皇の子)が早世する可能性を見越して備えており、
もし元正天皇に夫がいた場合、この皇配にも即位の可能性が
出てきてしまうため、これを避け直系継承を続けるために
結婚しなかったというものである(松尾光著)
以後の女性天皇たちもこれを踏襲し生涯独身を貫くこととなる(wiki)