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メサ・ヴェルデ国立公園
- 2012-5-24 9:11
メサ・ヴェルデ遺跡の存在は、1874年には知られていたが、
本格的な考古学的調査の契機になったのは、1888年に 当地の
牧場主リチャード・ウェザーリルによって「クリフ・パレス」が発見
されて以来、
ウェザーリル兄弟が一般調査で108ヶ所に及ぶ断崖をくりぬいた
集落を確認してからである。
1891年に、考古学者であるジェズ・ウオルター・ヒュークスに
よって初めて本格的な発掘調査がされた。
http://www.youtube.com/watch?v=52aoSCLkwS4
1世紀ごろから、
この地に農耕民であるアナサジ族が住み始めたと推測されている。
アナサジ族は、8世紀ころまでバスケット・メーカー文化と呼ばれる
独特なかご作りで知られる文化を築いていたが、9世紀ころから
キヴァという儀式を行う施設を伴う日干し煉瓦の壁によって区画
された集落遺跡を築くようになる。これをプエブロ文化と呼び、
12世紀頃になると、外敵の襲来に備えた、本格的な「岩窟住居」
を作り、そこに住み始めたと考えられている。(wiki)