カホキアは、セントルイス郊外にあるミシシッピ文化期(A.D.700年?1600年頃)の、 アメリカ先住民が築いた大遺跡。12?13世紀当時の政治、宗教の中心地であり、 人口は1万人に達したと考えられている。
副葬品には、貝殻ビーズ、バイ貝やホラ貝の容器、真珠、打ち出し細工を施した銅板 などが見られる。主人に殉死した従者の遺体が見られる墓もある。 1450年頃から衰退に向かうが、人口過密と伝染病が原因と考えられている。